知らないと後悔する！ 名前に使うには縁起が悪すぎる漢字
名前を考えるときに、一番重要とされるのが「漢字」ではないでしょうか。
画数をそろえて、響きのよいものを選ぶ。それだけではまだ足りません。
一般的に使用されている意味とは別の意味や作用が「漢字」には込められている場合があります。
ここでは凶の作用をもつ「注意が必要な漢字」を紹介していきましょう。
① 要注意！ 名前に使うと運気を下げてしまう漢字
≪ 人 ・ 九 ・ 一 ・ 勝 ≫
人
「人」という漢字は、時間をかけて積み重ねてきたものが、不可抗力なトラブルによって一気に崩れてしまう暗示があります。
九
「九」という漢字は、才を引き寄せる吉の作用と、全てが途絶えてしまう凶の作用の『吉と凶』の両方の作用を持ちます。
一
「一」という漢字は、吉と凶、光と闇、生と死など、どちらに転ぶかわからない 極端な二面性をもっています。
勝
「勝」という漢字は、急進性があり最初は勢いが良いものの、最後には失速する暗示があります。強すぎるため女性は特に凶作用が強い。
② 吉兆とは真逆の、不吉な暗示がある漢字
≪ 光 ・ 星 ・ 恵 ・ 優 ≫
光
明るく朗らかなイメージがある「光」ですが、本当は「光が眩しすぎて心身のエネルギーが尽き果てる」という意味があり、様々な物事に対して挫折感を味わったり、苦労を背負い込む暗示があります。
星
夜空に煌めく星とは別に「ホシ（犯人）」という言葉の意味も含んでいます。事件や事故、犯罪に巻き込まれる凶作用の暗示があります。
恵
「幸せに恵まれるように」という思いで名付けによく使われますが、実は反対の意味が強い漢字です。自分が恵まれるよりも相手を哀れみ、全てを恵んでしまい、幸せを逃す暗示があります。
優
通常は「優しさ・思いやり」を意味して使われていますが、実は「悲しんでいる人」の様子から成り立った「悲しみ」を暗示する漢字なのです。身近な人間関係や健康運が下がる傾向があります。
③ 不吉な運気を暗示する、名前に使ってはいけない漢字
≪ 幸 ・ 正 ・ 愛 ・ 央 ≫
幸
「幸」は手枷（刑具）の形をもとに生まれた文字です。対人関係でトラブルを起こしやすく、良縁に恵まれません。病気や事故に巻き込まれやすい暗示もあります。
正
「正」は「止」の上に「一」を乗せたのが漢字の成り立ちです。それゆえに進もうとしても頭から押さえつけられて動けない、物事が進展しないといった凶の暗示を含んでいます。
愛
「愛」は「旡・心・夂」の組み合わせで成り立っています。「旡」は人が後ろを振り返る様子、「心」は人の心、「夂」は人の足を表し、3つを合わせて「後ろを振り変えるほど切ない別れ」を暗示している文字なのです。 身近な人との縁が薄くなる作用があります。
央
「央」は人が首枷（刑具）を付けられている様子を表したものであり、取り付けられた首枷の中心に頭があることから「中央（まんなか）」の意味をもちました。首枷を付けられるのは主に罪人や捕虜であるため、この漢字には苦痛・受難などの暗示があるのです。
④ 語源や由来に、縁起の悪い意味をもつ漢字
≪ 亜 ・ 信 ・ 七 ・ 久 ・ 真 ・ 了 ≫
亜
「亜」の旧字は「亞」であり、王族などの偉い人のお墓が由来となっている漢字です。災厄に見舞われやすい暗示があります。
信
「人」と「言」を合わせて「誓いを立てる・約束をする」という意味を表す漢字なために、戒名でも多く使われる漢字です。来世にまで届くそのパワーが、今世だと逆に災いをもたらす暗示になります。
七
「七」は縦横に切りつけられた腹部から、臓器が出ている様子を表した漢字です。
久
「久」は「倒れそうな人を後ろから支える」もしくは「病人の背中に灸をすえる」そんな様子を表した漢字であり、苦労や苦難に見舞われる暗示があります。
真
「真」は首を切られた死人を逆さづりにした様子を表しています。「死」という暗示から人生において不慮の事故などに注意が必要となります。
了
「了」は「子」の手の部分が無くなっていることから、両腕を無くした子供の様子を表した文字と言われています。
縁起が悪い漢字は、本当に名前に使ってはダメなのか？
ここで紹介した漢字の中には、名前でよく見かける漢字も入っています。「人、愛、光、優、信、真」などは特に名付けに人気がある漢字でもあります。
闇雲にこれらの漢字を使ってはいけないわけではありません。
名前は生涯背負っていくものですから、そこに使用される漢字の本当の意味まで知ったうえで、取り扱うことが大切なのです。
「見た目がカッコいいから」「流行りの漢字だから」ではなく、その文字が生まれた由来や背景を知り、画数などのバランスを計算し、響きの良い読み方に整える。
大切な名前だからこそ、様々な方向から吟味し、手間をかけてあげてください。
