名前に含まれる母音で性格傾向が決まる
生涯に何十万回も呼ばれる名前の影響力
音の響き（音波）は脳を刺激してさまざまな作用を生みます。
生涯のうち何十万回も呼ばれる名前は、何度も同じ響きをくり返し呼ばれるため、性格形成に大きな影響を与えるといわれます。
名前と性格の相関関係については、海外でも研究されている興味深いテーマです。
今回は母音が持つ性格的な傾向をあげてみましょう。
ア音…明るさと行動力で目立つ人に
口を大きく開けて発音する「あ」音は明るさと行動力が特徴。
欲しいものは自ら行動して手に入れます。
行き過ぎると攻撃的になったり、ワガママな印象になったりします。
エモーショナルで行動が派手なので、目立つことが多いようです。
自己顕示欲も強めで人の上に立ちたい人で、面倒見もいいので、他人からの信頼を得るでしょう。
イ音…理知的で勘が働く機敏な人
口を横に広げる「い」音は理知的な人が多い印象。
頭がキレる情報通でスペシャリスト向け。
発想力もあり、アイデアやセンスの引き出しをいくつも持ちます。
また勘がよく人の気持ちを機敏に見抜くので、その使い方によっては愛されるでしょう。
ただ、ドライな面もあり、使えない人とか劣った人はすぐに見切るところがあります。
頭のキレゆえに、皮肉屋な場面もあるようです。
ウ音…優しく温厚、地道な努力家
口をすぼめて小さく丸めて発音する「ウ」音は地道な努力家タイプ。
地味な印象ですが、他人に優しく思いやりがあり、協調を大事にする人です。
消極的にみられますが、一度食いついたら離さないところがあるようです。
一度取り掛かったことは、辛抱強く集中していくことができます。失敗してもくじけないタイプです。
それが悪く出ると執念深くなることがあります。
変化があまり好きでなく、多少融通が利かないところがあります。
エ音…自分の好きなことを極める人
イよりは柔らかく口を横に広げて発音する「エ」音は、自分の好きなことを大事にするタイプ
自分の好きなことを見つけて、極める人です。
自分の道を見つけたら、しっかり計画も立てるし、努力もする、売り込み活動もします。
好きなことのためなら頭も働き、頑張れる人でしょう。
反面、嫌なこととか我慢、つまりストレスには弱いところがあります。
真面目ではありますが、自分の弱さを巧みに人に見せるなど、他人の心をつかみやすい社交家です。
ただし、人付き合いよりは自分の好きなことを優先させるため、孤独の道を歩む場合も。
オ音…堅実に努力ができる頑張り屋
口を縦にあける「オ」音は、芯がしっかりしている堅実家。
黙々と進めるような、つまらない作業もあまり苦にならない堅実ながんばり屋。
焦らずマイペースで努力を積み重ねていける人でしょう。
自分の信念が強く、他人に影響されたり言葉に動かされることについて慎重です。
控えめな性格なので自ら前に立つことは望みませんが、どっしりと構えているので頼りにされます。
また他人へ献身的なので、好かれるでしょう。特に目上からの受けがいいでしょう。
着々と成功へと進む大器晩成タイプです。
名付けの際は、名字とのバランスを見よう
なお、一番影響があるのは名前の一音目です。
自分や周囲の人にあてはめてみて当たっていましたでしょうか。
読んでいただきましたように、母音それぞれに長所と欠点があります。
名付けの際は、もともとある姓（名字）とのバランスともあわせて、１つの音に偏りすぎないようにするのもポイントです。
