子供が幸せになる名づけの基本とは
皆さま、こんにちは。
100%姓名判断サイトの監修をさせていただいております稲垣 廣秋(いながき こうしゅう)と申します。
これから少しずつ、名前や名づけについての雑学や私が考えていることを書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
さて、コラムの第1回目は「子供が幸せになる名づけの基本」についてです。
「アウトソーシングされた名前でがっかりだ」
子供が幸せになる名前を……
親御さんなら誰でもそう願ってご自分のお子様の名前を考えられると思います。
姓名判断の本やサイトを熱心に調べていらっしゃるのは、お子様の幸せを願ってのこと、つまり愛情のしるしというわけです。
ただ自分たちだけでは決めかねたり、おうちの習わしなどで有名な姓名判断師の先生や、お坊さんといった外部の方に名づけをしてもらう方もいらっしゃるようです。
もちろんそういった外部の方にお願いする場合は、ある程度の謝礼を支払うことになります。
ただ成長したお子様側からの感想で圧倒的なのは
「親につけてもらった名前が一番」。
高額な謝礼を払って占い師につけてもらった名前を「嬉しい」「誇らしい」と思うというケースはあまりないようです。
むしろ
「アウトソーシングされたときいてがっかりだ」
などという感想も耳にします。
逆に、名前を書いたメモだけを添えて赤ちゃんの時に捨てられた……というお子様は
「本当の親がつけてくれた名前だけが絆だから」
と自分の名前を大事に思っているという話もあります。
親が心をこめて命名した名前が一番
お子様にお名前をつけることを「命名」といいます。
文字通り、お子様の命にお名前をつける、ということ。
大変重いことです。
お名前を決めないといけないのは、出生届を提出しなくてはならない生後2週間以内ですので、とても大変なのはわかります。
いろいろ調べて、字とか響きとかで、不幸になる名前をつけてしまったらどうしよう……そんな不安もわかります。
それでも、どんなに最上の画数や響きを持つ名前でも、親が考えた名前に勝るものはありません。
私は名づけの依頼はあまりお引き受けしないのですが、やむなく引き受けるときは、複数のお名前候補をお渡しするようにしています。
せめて、実の親御さんに「選んで命名して」いただきたいからです。
むすび
お子様にとって一番嬉しい名前は「親が一生懸命考えてつけてくれた名前」なのです。
お子様が受け取る最初の幸せともいえるかもしれません。
「子供が幸せになる名づけの基本」
それは親御さま自身で一生懸命考えること、ということになります。